ロサンゼルス・ドジャースは、連邦移民捜査局（ICE）のエージェントがダッドジャースタジアムの敷地内にアクセスを試みた際、チーム側が拒否し、当日の計画を延期した。現場には未署名の白色バンやSUVが到着し、エージェントは拘留者を処理するためと説明したが、球場のプライベートエリアには入れられなかった。連邦当局は、ICEではなく米国税関・国境警備局（CBP）の車両が一時的に駐車場にいたと説明している。一方、ファンや市民はSNS上でエージェントの存在に対し批判と憶測を広げ、抗議活動も行われた。ドジャースは、移民コミュニティ支援のための計画を発表予定だったが、エージェントの出現により延期となった。さらに、一部のアーティストは、チームの要請に反してスペイン語で国歌を歌い、移民問題への抗議を示した。チームは長年、南カリフォルニアのラテン系コミュニティからの支持を得ており、これらの動きは都市の政治的緊張を反映している。